ライカのカメラ
ライカなら、最高の一瞬が、至高の一枚に。
「今こそ」から「いつかは」まで、手に入れたい3機種をご紹介。
タイムマシーンが発明されない限り、この瞬間と同じ景色をもう一度見ることはできません。目を閉じて回想しても、全く同じ景色を細部まで思い出すことはきっと不可能です。心を掴まれるほどの感動的な絶景、大切な人の幸せを祝う笑顔、何気ない日常の愛おしい風景。私たちには、ずっと覚えておきたい時間や残しておきたい瞬間があります。そんな唯一無二の瞬間を残す。それを叶えてくれるのがカメラです。
顕微鏡レンズメーカーとして生まれたライカが、世界で初めてカメラを作ってから百年超。紆余曲折を経て、今もなお憧れのカメラメーカーとして君臨しています。リアルな世界を切り取るための高い技術力や独自のこだわりが、フィルムかデジタルかなんていう単純な区別ではない、ライカらしい色で表現された一枚を残してくれます。そこには目に見えない風情までも写し出すライカのカメラ。「カジュアルなライカ」「家族で使えるライカ」「いつかは手にしたいライカ」まで、手に入れたい3機種をご紹介します。
手に届く、あこがれ。ライカゾフォート。
写真の面白さを思い出させてくれる大人のインスタントカメラ「ライカ ゾフォート」。ゾフォートの一番の魅力は「目で見たままの感覚で撮れる」こと。デジタルのような補正がないため、ノスタルジックな空気が漂う風合いのある一枚を撮ることができます。空気感まで伝わるのはさすがライカ。便利さも充実していて、セルフィー用ミラーやフラッシュ機能、セルフタイマー機能も搭載。データのシェアではなく、同じものが2枚とない貴重な一枚をすぐにプレゼントするのも新鮮。最近ではインスタ映えする写真を狙って、「インスタントカメラで撮った写真をスマートフォンで撮る」という楽しみ方も人気上昇中。ここぞという時の一枚は、ライカのロゴが入ったフィルムで撮影すれば、センスアップ間違いなしです。富士フィルム「チェキ」のフィルムが使えるのもうれしいポイント。そして何といっても、今までのインスタントカメラにはない、ライカのブランド感とデザイン性によるスタイリッシュさ。赤のライカマークのワンポイントがあるだけで、格がぐっと上がります。持っているだけでオシャレに見える。構えるだけでサマになる。まさに、カメラ自体がフォトジェニックです。「通常のライカはなかなか手が届かない…」という方も、手に届くあこがれ機種でフィルムカメラの楽しさを気軽に体感してみませんか。
ファーストライカやカメラを本格的に始めたい方におすすめしたいD-LUX。
写真を本格的にはじめたいけど、カメラのデザインや佇まいにはこだわりたい。そんな方におすすめしたいのがライカのコンパクトデジタルカメラ「D-LUX」です。艶消しブラックにライカの赤いロゴが映えるエレガントなデザイン。凛とした佇まい。360度どの角度から眺めても、他のコンデジには無い品の良さを感じさせます。デザインの素晴らしさはもちろんのこと、このカメラの特筆すべきところは、「直感的に扱える操作性の良さ」。一般的な一眼レフカメラはマニュアル操作方法が難しく、ボタンやメニュー画面で設定することも多いですが、D-LUXならダイヤルのワンアクション操作で設定が可能。特に「露出」のダイヤルが押しやすい位置にあるので、絞り優先時などに直感的に操作できます。たった一瞬のシャッターチャンスを逃さないためにも、瞬時に設定できる操作性は大きな武器になります。
フルオート設定ならカメラの知識がなくても簡単に操作でき、旅行などで家族全員が使えるのもD-LUXならでは。4Kの動画撮影も可能なので、これ一台で景色からポートレート、スナップ写真、ムービー撮影まで網羅できます。Wi-Fi機能搭載で、データの共有やライカ品質の美しい写真をSNSにアップすることも簡単。マニュアル設定もスムーズに切り替えられて、オートでも深みと味のあるライカらしい一枚に。バランス感覚の良い高機能とカッコよさ。こだわり派の入門機としては、これ以上の一台はないかもしれません。
カメラ本来の魅力に触れられる憧れの存在、ライカM。
本来のライカの魅力を継承するライカM。カメラ本来の魅力に触れられる機種であり、「いつかはライカM」というお客様も多い、ファン憧れの存在です。一眼レフが一般的になってもライカのアイデンティティーはブレることなく、レンジファインダーを採用。いかに忠実にフィルム写真の味わいで写せるかを最も大事にしている機種なので、 カメラの知識があり、写真を愛する玄人肌の方におすすめしたい一台です。デジタルだけれどフィルムカメラのような写真が撮影できるのが魅力で、「同じライカのカメラでもMで撮った写真は仕上がりが違う。他のカメラではこんな風には撮れない」とおっしゃられるお客様もおられます。
手にした瞬間に感じるのが他メーカーとの重厚感の違い。金属素材をメインに手作業で組み立てられているため、堅牢性が高く重量があります。量産できないため価格も高価。ですが、それも納得できるほど、モノづくりへのこだわりを突き詰めて、変わるべきではない部分を価値に変えるために磨きをかけ進化しています。語れば語るほど奥が深いライカM。一言で言うならば、 撮る楽しみを与えてくれる機種、楽しみを満喫するために腕を磨きたくなる機種だと私は感じています。
当店のライカブースには他にも色々な機種を取り揃えておりますが、今回は魅力をお伝えしやすい3機種をご紹介しました。行楽シーズンを迎え、素敵な景色に会いに行かれる機会も増えるのではないでしょうか。自分好みに撮影できるカメラで、今しか出会えない素晴らしい瞬間をたくさん残してくださいね。