マイベスト手帳
三者三様のマイベスト手帳。一年を記す一冊のパートナー
春を迎えて心機一転。4月から新しい手帳で気分も一新しませんか。白いページに予定を書き込むワクワク感や、手にするだけでウキウキした気持ちになるまっさらな手帳。最近はスマホのスケジュール機能もありますが、手でペンを持ち、紙に「書く」というアクションが記憶にも残りやすいそう。1年間を共にする手帳だから、自分にピッタリのお気に入りを持ちたいものですね。
今回は表町スタイルストアで取り扱いしている手帳を使用する、3名のスタッフの私物手帳をお見せし、使いやすいポイントなどをご紹介。「帯に短し、たすきに長し」と、なかなかベストな手帳にめぐり会えてない方、ぜひ参考にしてみてください。
「わたしバージョン」の無駄のなさが魅力のカスタム手帳
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【スタッフA】 プロッターシステム手帳
・バイブルサイズ
・レフィル:月間ブロック(マンスリー)
・メモパッド(無地)
必要なページだけを組み合わせられるシステム手帳に興味があったけれど、システム手帳は男性的なイメージが強く少し抵抗がありました。そんな中で出会ったのが、「プロッターシステム手帳」。
薄くて軽く、180度開いて書き込めるノート感覚の使い勝手の良さ、上質で柔らかく、発色のきれいな革、大人の女性も持ちやすいデザインと、その随所に惚れ込みました。レッドのシュリンクレザーカバーのバイブルサイズを使用しています。中のレフィルはマンスリーと無地をセレクト。バックプレートの品のある輝きもおしゃれでとても気に入っています。
手帳には子どもたちの行事、仕事の予定などを書き込んで家族中心のスケジュールを記入。一目でパッと確認できるマンスリーは私に合ってますね。マンスリーページの横にあるTO DOリストも、支払いなど忘れてはいけない項目を書き留められてとっても便利。紙質も好みで、ボールペンでも滑らかで気持ちがいい書き味です。手帳は持ち歩く方なのですが、気に入りすぎて出先でも無駄に出して書き込みたくなるくらい(笑)。
別売りのペンフォルダーとバンド付きリフターを買い足して自分なりに使いやすいアクセサリーパーツを追加。必要に応じてアクセサリーを足して、この頼りがいのある相棒をもっと使い込んでいきたいです(笑)
老舗文具店のノウハウが生きる。余計なものをそぎ落としたシンプル手帳
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【スタッフB】 伊東屋オリジナルダイアリー
・ガントチャート
・週間レフト式(ウィークリー)
私が使用しているのは「伊東屋オリジナルダイアリー」で、愛用歴3年目になります。今年は片面1週間タイプの赤を購入。毎年同じ形式に買い換えていましたが、今年からプラスされたガントチャートが使いやすくてイチオシですね!
ガントチャートとは工程管理やプロジェクト管理に用いられる表の一種で、手帳業界で徐々に取り入れられている注目のページ。私は予定ごとに色分けしたマーカーで1マスずつ塗りつぶして使ってるのですが、空白の欄は予定が空いているなと直感的に確認できるので大変便利です。
ウィークリーのページには食事の献立予定をメインに記入。見返すことでメニューが偏っていないかチェックでき、健康管理にもなるんですよ。クラッチバッグにも入れられる薄さなので、出先で買い物する時に献立を確認しやすくなりました。別添えの冊子も意外と使えて、初年度は職場の仕事メモに、2年目は忘れがちなパスワードを記入していました。薄い冊子なので手帳の後ろに差し込んでまとめられますし、記録して残しておきたい大切なことを書くのにちょうどいいサイズなんです。手帳と冊子、2つ使いが思いのほか便利ですよ。
もともと買い求めやすいお値段に惹かれ手に取ったのですが、各ページの仕様といい、上質な見た目といい、コストパフォーマンスが抜群です!表町スタイルストアでは名入れ(有料)も可能なので、愛着も湧きますし、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれそう。
「久しぶりに手帳を使ってみよう、どうせ続かないだろうな」と思って使い出したら、あまりの使いやすさに3年も愛用しています(笑)きっとこの先もこの手帳にお世話になっていくと思います。マイフェイバリットな一冊です。
ライフスタイルでレフィルを選び、自分らしく「育てる手帳」
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【スタッフC】 プロッターシステム手帳
・バイブルサイズ
・レフィル:月間ブロック(マンスリー))
・メモパッド(方眼、無地、TO DOリスト)
仕事が多忙な主人の予定は夫婦で共有して確認できるWEBカレンダーを使用していますが、手帳に子どもと自分の予定を記入しています。今年からグレーのシュリンクレザーカバーの「プロッターシステム手帳」、バイブルサイズを使い始めました。
レフィルは月間と方眼、TO DOに無地をセレクト。レフィルをまとめられるプロジェクトマネージャーとペンホルダーをプラスしています。コレという手帳が見つけられなかったのですが、こちらは必要最小限を選べるのがとても使いやすいです。カバーの質感も手になじむ柔らかさで、優しいカラーも素敵です。
子どもの園行事や予防接種など2人の子供の予定と自分の予定を3色ボールペンで色分けして管理しています。無地のレフィルは、外出先で子どもが退屈した時にお絵描き用として活躍しています。お礼状を書くなど、忘れてはいけないTO DOはポストイットを貼って管理し、さらに自分仕様で工夫しながら使っています。
これからは子どもの成長記録として一言書いたり写真を貼ったりして、自分なりの使い方をもっと探していきたいですね。かわいいチャームなどでセルフカスタマイズして、どんどん愛着が湧くように育てていけたらなと思っています。
手帳の使い方は三者三様。ライフスタイルによって選ぶ手帳も変わってきますし、同じ手帳でも人によって使い方が変わります。手帳ほど使う人によって好みの出る文具はないかもしれませんね。あなただけの記録を記し、生活の縮図になる1年間のベストライフパートナー。ぜひ素敵な1冊を手に入れてくださいね。